みんこ先生の着物にまつわる うぇぶろぐ

半幅帯づくりに挑戦

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1年近く前に名古屋市北区にある着物リサイクルショップ和・きらく座さんで買った古~い反物を、買ったきり放置していたことが気になってきたので、GWを利用して半幅帯を作ってみました。

どれくらい古~いかというと、これくらい。見えるかな?
右から左へ書いてある横書きの文字『会制統○絹人』
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具体的にいつ頃の反物なのかわからないけど、http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1010537315
を参考にして考えると、昭和20年代前半くらいのものなのかなぁと・・・

そして気になったのが、『人絹(じんけん)』の文字。
人絹とは、人造絹糸の略称であり、レーヨンなどの化学繊維の一部を指す。『ウィキペディア(Wikipedia)』より

この反物を買う時、お店の人は「ここの中は全部正絹だよ」と言ってたのに、人絹ってことはひょっとして化繊?

骨董市などで、この着物の生地は何?と店の人に聞くと、「たぶん絹だと思うけど、細かいことは燃やしてみないとわからないからねぇ」などと言われる。
確か高校の時の「被服材料」の授業で、布地を燃して判断する、燃焼実験をしたことがある。(被服科のみなさん覚えてますか~?)
あまり覚えてないけど、燃やしてみればわかるかなと切れ端を少し燃やしてみた。
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燃え方、におい、燃えカスなどで判断するんだけど、やっぱり素人ではわからん!(^^;

ということで、長年繊維の仕事をしていた親父に判断してもらいました。
親父は燃やす以外に、生地の織りをほどいて糸の本数を数えた結果「これはタイシルクだ」と言っていたけれど、右からの横書き表示がしてある生地がタイシルクなことにはかなりギモンが・・・(――;

おそらくタイシルクではないと思うけど、化繊(人絹)ではないということははっきりしました(笑)


半幅帯を作るにあたっては、ネットで縫い方や帯芯について調べました。
布に接着芯をアイロンで貼り付けて作るやり方も紹介してあったけど、帯を使っているうちに接着芯がはがれてくるというようなことが書いてある記事も見かけたので、帯芯を縫い付けるやり方に決定。
入れる帯芯は、一般的に帯芯として売られているのは綿の三河芯。でも調べていると、化繊でできたパネロンという不織布が、安くて厚さもちょうどいいという記事をみかけたので、パネロンで作るつもりで買い物にでかけました。

パネロンはどこで買えるのか?近くの呉服屋さんでは帯芯と言えば、綿の三河芯しか扱っていません。なので手芸用品店で聞いてみたらありました、パネロン!
ただ、残念なことにここのパネロンは、アイロンで貼り付けられる接着芯になっていたため却下orz.
その後、安い三河芯を見つけたので、とりあえずこれで作ってみることにしました。
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前振りが長くなりましたが、やっと作成段階。
①作りたい帯の長さ(今回は3.5m)+縫い代分(4センチくらい)を測って、反物を裁断
②切った反物を中表に半分折りにして、ひっくり返すための穴(帯幅+5センチ)を残して、帯幅+2ミリの位置を縫う
③2ミリのきせをかけながらアイロンで縫い代を折る(手先たれ先は4ミリのきせをかける)
④帯芯を必要な長さ測って切る(帯の長さ+10センチくらい)
⑤縫い代に帯芯をつけるようまち針でとめる(帯芯に50センチあたり4~5ミリのゆるみが入るようにとめる)
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⑥縫い目にもゆるみ入れながら糸で帯芯を縫い付ける
⑦表にかえす
⑧返すためにあけてあった穴も縫いとじる
⑨アイロンをかけて完成!


まずはうちのハナコちゃんに結んでみました^^
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1枚の生地だけど半面づつで全く色が違うので、着物に合わせて両面使うつもりです。

残念ながら使った帯芯がちょっと薄かったようで、帯にハリが足りません。
生地の厚さにもよると思うけど、やっぱりパネロンがちょうどいいのかな。。。

実はこの反物、長さが3丈(1丈=約3.03m)あったので、買う時には隠れる部分に別布を継ぎ足しして、着物を作るつもりで購入しました。でもよく見ると糸がつってたりして織りの状態があまりよろしくなくて、着物にするにはいまひとつな状態だったのです。
今回使用したのは3.6mくらい。まだまだ残っています(-。-;)
今度は帯にするのにちょうどいい別生地を見つけて、残りの反物を使って昼夜帯づくりに挑戦かな(^^;
by minko1234 | 2007-05-02 15:26 | 作成
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高校が一宮高校被服科でした。3年生で和裁班を選択。和裁と和裁の合間に普通授業がありました(--;

25歳より京都に本部のある「新装きもの学院」で着付けを習い始め、27歳で師範の免許をいただきました。
新装きもの学院(京都)

着付けを通じて、たくさんのいい出会いがありました。
仕事として厳しい指導をしてくださる方、着付け練習会で切磋琢磨できる仲間。
同じ位置でとどまらず、日々向上していかなければとがんばっています。
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