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みんこ先生の着物にまつわる うぇぶろぐ

お座敷遊び

お座敷遊び_e0005204_23203556.jpgまたまたやってきました、名古屋市西区那古野にある『江戸うさぎ』
今回は、こちらの貸し座敷にて、お座敷遊びを企画してみました(^m^

着物は単(ひとえ)仕立ての米沢紬に、昨年作ったけどなかなか出番のなかった半幅帯を角出し風に結んでみました。




お座敷遊び_e0005204_2321177.jpg「お座敷遊び」と聞くと、色っぽい芸者さんがお酌してくれたり、ちょっとエッチなゲームで遊んでくれたりするような想像をしてしまいますが、ここで言う「お座敷遊び」は、江戸時代の粋なお遊び。

『芸は売るけど色は売らぬ』という深川芸者の言葉があり、江戸芸能を極めた芸人さんとの通なお遊び、要するに一緒に三味線を爪弾いて歌ったり、踊ったり・・・、という大変粋なお遊びが体験できるのです。
今回は、江戸小唄・三味線の芸人さんを呼んでいただきました。


お座敷遊び_e0005204_23431919.jpgお酒を飲みながら江戸芸能を堪能中。

お話を交えながら小唄を5曲。
5曲めに、
♪梅ぇ~は~咲い~たか 桜は~まだかいな~
のフレーズが聞き覚えのある「梅は咲いたか」を、お三味にあわせてみんなで唄いました。
何度も繰り返しお三味を弾いてもらい、芸人さんと一緒に唄ってみるんだけど、間のとり方や独特な抑揚、ロックの8ビートがガッツリ身についている私には、小唄ってとっても難しいです(^^;
1回唄ってみるごとにお互い顔を見合わせて、「難しい~」とか「ちょっとつかんできた!」とか言いながら、みんな学校の音楽の授業よりも真剣に、かなりムキになって何度も唄ってたよ(笑)


お座敷遊び_e0005204_015632.jpg気さくにお話ししていただいてますが、この道ではとっても偉い先生方なのだそう。
使用しているお三味線は、車1台分相当(300万超)だって!(@@)

「どの部分がそんなにお高いんですか?」と聞きしたら、棹の部分の“木”が高価なのだそう。木の名前も聞いたんだけど、忘れてしまいました(^^;
皮は猫の皮、弦は絹でできているそうです。


お座敷遊び_e0005204_02671.jpg江戸小唄を楽しんだ後は、お食事&宴会!
江戸うさぎは飲食店ではないので、食べ物飲み物は持ち込みで、お願いしておけばお料理を用意しておいてもらうこともできます。
今回は2000円のお料理をお願いしておき、お酒とちょっとしたおつまみを持参して行きました。

写真ではお料理とビールが写ってるけど、ここはやっぱり日本酒が合いますね(^_-)
お座敷でお料理をつまみながら、日本酒をクイクイ。。。
めっちゃ楽しい一夜でした~\(^_^)/



ところで、きっと誰もが気になるであろうお遊び代ですが・・・

お座敷代12000円+芸人さん1人12000円×2=36000円

お座敷に入れるのが6人までということなので、6人で割ると、
36000円÷6人=6000円

2000円のお料理を注文したので、
1人、2000円+6000円+持参した飲み物代って感じです。

これを高いと思うか、安いと思うかは、価値観の問題かな^^
でも、大人になったから分かる楽しみっていろいろあるもんだなと思いました。
by minko1234 | 2008-06-07 23:41 | 着物でおでかけ
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※2016年度全日本着付け技能検定 1級・2級 取得

★出張着付けいたします(+ヘアセットも可)
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土日祝のみですが、出張で着付け教室もやります。
※最近忙しくなり、定期的なお稽古ができないので、初心者さんの教室はお休みしています。

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○1回 4000円(2時間)

まず最初に、何を目標にしたいかをお伺いしますので、その目標に向かった内容で教室を進めていきます。興味のある方は↓
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住所・電話番号は公表していませんので、まずは各お申込みフォームか、miff32@hotmail.com へ連絡ください。

一宮高校被服科卒
高校時代に和裁を専攻し、着物の構造・基礎知識を得ました。
25歳より京都に本部のある「新装きもの学院」で着付けを習い始め、27歳で師範の免許をいただきました。
新装きもの学院(京都)

お客様が着心地よく、着姿がより美しくを常に心掛け、同じ位置でとどまらず、日々向上していきたいと考えています。
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